小野でーす


5月ですねえ。
4月後半の冷え込みからは想像がつかないような暖かい毎日です。
6月11日フライアーパークのチラシ(トップページ参照)ができたんですが、写真を油絵タッチに編集したとのことで、とてもかっこE仕上がりになってます。
ただ私が性別不詳年齢不詳なのが気になりますが。


ところで私が最近好きなCMは、クレラップの小さい女の子が出てくるCM。
あの女の子の可愛さもさることながら、画面の色彩の鮮やかな感じも好き。
逆にこれはどうかと思うのは、セブンイレブンのCM。
あの一連の会話のサムさとか。


この間久し振りに100円ショップへ行ったんだけど、すごい品揃えが豊富なんだね。
小説、辞典、趣味の本etcのほか、語学のCDやテキストも充実していて、びっくり。
そこで「お、百円なら!」ってことで、梶井基次郎の本を買っちゃいました。
高校の教科書で『檸檬』を読んで以来だったんだけど、高校のときは『檸檬』を読んで「なんかこの人ってすごい美的センスにあふれてるんだな」とか「画集を積み重ねてその上にレモンを置くなんて芸術的」とか思っちゃってたけど、今読み返してみると、なんか。。。ただの怪しい人?てか普通に迷惑な客だよね。
まあそのくらい繊細な感性をもってなきゃ小説なんかは書けないんだろうなー、と思うけど。
『檸檬』以外のほかの作品を読んでも、情景が目の前に浮かんでくるような描写とか、ほんと素晴らしいです。“素晴らしい”って言葉だと軽いくらい。
『檸檬』の中の、果物が棚に並んでいるところの描写も好き。
言葉の言い回しなんかも、今はどんな小説読んでも使いまわされた言葉のフレーズが多いってイメージなんだけど、梶井基次郎のはほんと、ひとことひとことじっくり選ばれている感じで。
そんなこんなでやはり文学部4年として、たまにじっくり小説の世界に浸ってみるのも楽しい私でした。