Brewer & Shipleyのコーラス


Michael BrewerさんとTom Shipleyさんのカントリーロックデュオ「Brewer & Shipley」の71年の代表曲「One Toke Over The Line(人生の道)」を練習中です。


このバンドはカントリーロックとはいえロサンゼルスで活動していたため、ウエストコースト系のサウンドと泥臭さが共存しているという印象。
エストコーストといえば、当時はすでに「クロスビー・スティルス&ナッシュ」がコーラスワークを主体とするウエストコースト・ロックサウンドを完成させていた(といっていいでしょう)時代であり、彼らはその後継ぎのような形で世に出たのでした。


ところが2人(2部コーラス)では3人(3部コーラス)にかなわないことは今の耳夢を見れば分かりますが、彼らも相当苦労したことがうかがわれます。
しかも「クロスビー・スティルス&ナッシュ」はニール・ヤングが入って4人になっちゃうし。


そこで、「One Toke Over The Line」ではユニゾン、ハモリ、追っかけと、考えられる限りの2部コーラスをやっています。
これがうけたのか、懐かしい感じの曲調がうけたのか、
「Toke」という単語がマリファナを吸うという意味だということで
発禁処分になったにもかかわらず、この曲は全米10位というヒットとなったそうです。


実際コーラスは難しいですが、一目ぼれのように気に入ってしまう名曲だと思います。
皆さんの前で発表できる日を楽しみにしております。