いつもさみしい


糸井重里さんの有名なホームページ「ほぼ日刊イトイ新聞」、略してほぼ日。とにかくいろんなコーナーが充実していて読み始めたら止まらないサイトなんですが、最近の新着コーナーで「いつもさみしい問題。」というのがあります。血液型O型の人はいつもさみしいという読者からの声をいろいろな角度から検証していくコーナー。ちなみにうちのバンドメンバーでは唯一のO型のおのっちは「ひとりでもたのしい。」と言ってました。それはともかく、そのコーナーで「あなたのいつもさみしい音楽」はなに?というのがありました。

読者の方からいろいろなさみしい曲候補が寄せられています。知らない曲も多いのですが、「およげたいやきくん」なんかもありました。たしかに詞をよく見てみると、この歌はしがないサラリーマンの歌なのか!?とか、世の無常を感じさせるよね、とかいろいろ深みのある歌です。でもなんか直接歌からさみしさを感じられないという気もするのです。

最近よくライブやライブDVDを見ていて泣いてしまうんですが、いやほんとに、やーい泣き虫!ってぐらいよく泣いてしまいます。なんで泣いてしまうのか?別にさみしいわけではありません。でもなにかに胸をかき回される感じがして涙が流れてきます。それには歌詞が理解できるかは関係ありません。この前は例ののこぎり弾きの「キッコリーズ」を見ていて、ヴォーカルのカポウさんが歌いだした瞬間に泣いてしまいました。

そういうときには、ああいまあの人には歌の神様が降りてきてるんだな、と理解するようにしています。さみしさや楽しさやいろいろな感情があるけれども、人の心をちょっとでも動かすような歌を歌いたいものだなと改めて思いました。

ちなみに、ほぼ日はこちら。
http://www.1101.com/samishii/index.html
面白いので読みすぎに注意です。

ところで、O型の人ってほんとにいつもさみしいんですか?