戦い終わって・・・

院試の一次が終わりました。
一週間後に結果が出て、受かってればその後面接。
試験は31日火曜にあったんですが、
「ついでに心に余裕があれば箱根フェスも」なんて欲張りなことを考え、
前の週の土曜から東京に滞在しました。
が、危惧していた通り、箱根に行くような心の余裕はなく、
その割には勉強も余りせず、
無駄に長く滞在してしまいました。
しかも何を血迷ったのか、歌舞伎町の繁華街の中にあるビジネスホテルに泊まってしまいました。
だってそのホテル、「政府登録ホテル」とか銘打ってるんだもん。
「政府登録」ってすごくない?(インターネットで予約したんだけど)写真で見る限り綺麗そうだし。
と思って予約したはいいものの、
・・・本当に、そのホテルを撮ったカメラマンの腕に感服するのみでした。
・・・しかも「政府登録」って何?何の意味が?
まーそれは置いといて、何よりもびびったのが、ホテルの立地場所でした。
人間の欲が渦巻く街、眠らない街歌舞伎町の、喧騒にまぎれてひっそり立つビジネスホテル。
明らかに周りの建物から浮いていました。
「駅から徒歩8分」のはずが、お客の勧誘しているお兄さんお姉さんや、
怪しげな外人、その筋っぽい人たちをかきわけながら歩く8分間が、どれだけ長いことか。
近くのコンビニも、金の指輪や腕輪をした体格のいい方々がたくさんおり、
ぶつからないように、すれ違う時は体をこんにゃくみたいに曲げて、変な格好で歩きました。
「すすきののアヤヤ(!?)」のはずだった私ですが、歌舞伎町にはかないませんでした。
「歌舞伎町の女」になるべく精進します!
ところで、繁華街の朝って、「戦い終わって・・・」みたいな、
あっけないというか、なんとも物悲しい雰囲気だと思いませんか。
試験の朝、駅までの道を歩いているとき、
ロールスロイスが走っているのを見たホストのお兄さんが、
「あ!カール・ルイスだ!」と言っていたのが印象的でした。