長い旅の終わりと、新しい出発


全国ツアーを終えて、札幌のマンションを引き払い、
実家に戻ってきた、むらっちです。


耳夢全国ツアーにご協力くださった皆さん、ライブに来てくれた皆さんに
本当に心から感謝を述べたいと思います。


耳夢は4人の独立した音楽観と個性をもった人間の集まりで、
決まり事も、練習も(あまり)ありません。
ただただ、自分の好きな音楽を好きなように、
そのときの感情をのせて演奏するのが僕らのやり方でした。
だからこそ、普段は性格も好みも違う4人が、
数え切れないぐらいたくさんのステージを経験して、
ひとつの音楽を紡ぎあげられたことが、本当にうれしく、気持ちのいいことなのでした。


そんな風に好き勝手やってきた僕らですが、
今回の全国ツアーでは、たくさんのミュージシャン達とのセッションや、
たくさんのお客さんとの交流から、多くのことを感じ取りました。
みんな本当にあたたかく僕らを迎えてくれました。
中には、悩んでたことが吹っ切れたとか、
耳夢ありがとうとか言ってくれる人もいたのです。


これは僕にとっては全く思いがけないことでした。
自分が大好きなことをやったことで、誰かによい影響を与えられるなら、
こんなにうれしいことはありません。
音楽を通じてその人たちと絆のようなものが生まれたような気がしたのです。


耳夢は僕にとっては学生最後のバンドであり、最も誇れるバンドであります。
次にみんな会ったときに、今とは全然違う心境や、音楽観になっていたとしても、
それはそれでまた楽しく演奏できると思うのです。
と、いうことで、
メンバーが生きてる限り、ずっと耳夢は続きます。。。


ただし、次回の演奏日は夢のなか・・・
寝ながら待ちましょう・・・